アラサー女の日記

キャリア迷走ニンゲンがそれに向き合うための日記です。

いいクリエイターになれるよ

職業訓練3週間目にしてついに勉強と課題に追われる日々が始まった。

 

学べば学ぶほど自主学習が必要な要素がぼろぼろでてくる。Photoshopというソフト10年以上も使いながら、その機能の1%も使えていなかったことに衝撃を受けた。ずっと感覚的にわかる機能だけを使っていたものだから、各機能の正しい名称も位置も使い方も一から学ぶこととなり、まるで別人に出会ったような気分だ。

けれど不思議と苦手意識は持たなかった。むしろ学ぶ前の方の印象が「アップデートの度に挙動やインターフェイスが変わる摩訶不思議なソフト」だったので、どんどん親しくなれているようで嬉しい。これから永い付き合いにしたいので、どうぞお近づきに。

そうして足りないものがはっきりわかれば自宅学習の時間も自然と増えた。科目ごとに課題もそこそこ与えられるので、頭の中が勉強とアイデア出しに大体毎日割り当てられる。趣味で絵を描く時間は週末に取って(それもままならない日が近そうだが…)、平日は学業に専念することにした。

 

授業は楽しい。コーディングもデザインも動画も勉強が始まったばかりだが、それぞれの仕組みや相互関係がわかると理解もより深まって、WEBサイトやデザインへの興味がさらに高まる。課題も頭を悩ませるが苦ではなく、その悩みにすらわくわくする。

そんなポジティブな気持ちとネガティブな気持ちがいつも同居している。職業訓練校でどれだけ頑張ったとしても、30代未経験で職業デザイナーとして通用するのか不安が止まらないからだ。しかも2年の就業ブランクあり。就職活動自体、リアルなハードモードになる予感がしている。覚悟の上だ。

 

たまたま今日、デザインの先生にどう?と聞かれたので上記のようなことをかいつまんで率直に話してみたら、「あー大丈夫じゃない?」と。

オープンキャンパスである程度先行きが見込めたこと、その時のデザインも色づかいも覚えていること、それらも踏まえて訓練生として迎えたことを教えてくれた。すごく嬉しかった。あの短時間のオープンキャンパスでそこまで見られていたことにも驚いたし、見学は判断基準の一つだから絶対行った方がよいと勧めてくれたハローワークの職員の方にも改めて感謝した。

 

そもそも現状に至るまで、いろんな人が背中を押して応援してくれたなあと思った。兄弟に前職の上司に派遣会社の担当アドバイザー、喝を入れてくれた友人、そして職業訓練の面談で出会ったキャリアアドバイザー。

面談の最後で自分も元クリエイターだと明かしたその方は、「いいクリエイターになれるよ」と言ってくれた。それぞれの人に貰った言葉すべてが励みになる。自信がなくて不安が勝るときはそれらを思い出してなんとか奮い立たせる。

 

最近思うのは、自信のなさは本当に足かせにしかならない。謙虚なのではなくて自信がないから堂々と意見も言えないし、作品も出せないし、仕事を上手にこなしても胸を張れない。自己肯定感を削ぐような弱点の克服も課題の1つだと思った。自信を持つためにも勉強しているのだ。

就職が大丈夫になるかもいいクリエイターになるかもこれからの私次第だ。嬉しかったということはそうなりたいってことだ。とにかく目の前の課題を頑張ろ。

今日はなんだかいい日だったなあと思えば、プライベートでも嬉しいメッセージを貰った。ラッキーデーか!!と嬉々としてここぞとばかりに推しの抽選イベントに申し込んだ。全部当てにいきたいなあ。