アラサー女の日記

キャリア迷走ニンゲンがそれに向き合うための日記です。

体力は死んだ

今日からようやく約2年に及ぶ職業訓練が始まる。

私は最近アラサーの峠を越えた女だ。ずっと事務職でやってきて、目標もなく漠然と走り続けたキャリアに疲れてしまった。一度立ち止まって学びながらじっくり考える期間を設けるつもりで職業訓練を申し込んだ。久々に貰った合格通知という書類には、手段を掴み取ったことや新生活への期待と興奮で久々に全身がエネルギッシュになった。スーパーサイヤ人への一歩を踏み出したような気持ちだった。

というのが3ヶ月前のお話。

その直後にメンタルが破滅する出来事があって、自己肯定感は地に落ち、うつ病だけが残った。コロナは全く関係のない、人間関係の揉め事でうつ。ええー。幸先いいスタートのはずだったのに。なんてこった。何やってんだ自分…。

3月頭の元気な私が幻になったまま、本日から訓練が開始した。

私は委託先の専門学校で一回り若い方達に混じって学ぶ。

今日は学科のガイダンスと、所持PCのセッティングを中心とした比較的簡単な授業だった。

基本的には高卒直後の方を想定した内容で、さっそく来年に控えた就活に向けて、社会人の心得的な話もされた。新卒でなくともぐさぐさと刺さることばかり書かれていた。体調が悪くても多少の無理はするとか、電車遅延を想定して会社に向かうとか。電車遅延のために早まる毎日の出勤時間が苦痛で仕方がなかったことを思い出した。いつもより早く家を出た清々しい朝が、証明書の出ない遅延が乗り換える度に続いて結果普段通り…とか。

授業ではそういう要素も含めて社会人的な体力と呼んでいた。そういう体力をつけて欲しいということだった。

初日終了後、5時には家についた。社会人時代にはあり得ない時間だ。

あまりに眠くて着替えるなりベッドに入った。30分だけ…1時間…20時まで…と抜かしていたらこの時間だ。おまけにその長いうたた寝中に、授業についていけない夢を見た。これまたなんてこった。

現状、精神的にも物理的にも“体力”は尽き果ててしまってるなあと思った。思えば職業訓練を受けると決めた時から、もうすでに尽きかかっていたのかもしれない。だから闇雲に走るのをやめたのだった。

からっぽになったら、あとは満たしていくしかない。

うつのことも治療を始めたばかりで、クリアする課題が増えたような気もするが、笑って卒業したするためにじっくりやっていこう。

その間の記録を残したくてブログを始めてみた。どう変わっていくのか、もしくは変わらないのか。どう思ったのか教えてね、2年後の私。

とりあえず、このあと何時に寝れるかな…。そんなことを思う1日目だった。