ネガティブゲイト
なんと今朝はアラームと共に起床した。普段スヌーズと共にある私にとって、年に数回あるかないかのミラクルな始まりだった。
今日はあらゆる組織で行われるワードとエクセルの講義だった。
事務職とオフィス系ソフトはお友達。できて当たり前だった。ついこの間までそれらをフル活用してお金を貰っていたのだから。
ただ一つ、今まで以上にレイアウトにこだわるという視点が加わった。デザイン的にアウトなことはしない。フォントの超基本的な考え方を知って、会社にいた頃は多用していたMSゴシックとMS明朝に永遠の別れを告げた。もう印刷物には使わない。ごめんね。
とか調子のいい事を並べながら、私がオフィスソフトをまともに使えるようになったのは2年前の話だ。10年前は今の2割ほども使えていなかった。現代のクラスメイトも同様で、課題提出に少し苦戦している子がいて、どうしても気になってサポートに入った。
操作を教えながら1時間かからない程度で完成して提出にこぎ着けた。少しは力になれたようで嬉しかった半面、改めて教える難しさを痛感した。
はじめにその子の進捗状況を確認し忘れた。しかも私のクセで教えてしまったので、先生の話す通りには教えてあげられなかった。
というかそもそも教室内にまだ先生がいらしたので、本当は先生に直接教わった方がよかったのではないか。授業ガイダンスで自主性を求めるようなニュアンスの内容が書かれていたので、その機会をつぶしてしまったのではないか…。
根っからのネガティブなので帰宅して上記のように反省した。人育てるの向いてないな~とつくづく思う。弟にその話をすると「結果が同じならいいんじゃない?」とのこと。その過程(やり方)を教えるものが授業なのではないか。うーん。
また、今日は休憩時間に上級生と話す機会があったので、インターンについて聞いてみた。今は1dayインターンが主流のようで、四大と違って時間が限られてる専門学生はまあそうなるよな…と合点がいった。
30オーバーで未経験のハードルを少しでも下げたくて、無償&長期のインターンを考えていたけれど甘かった。インターン先で発揮できるようなスキルがそもそもない。電話番なら得意だけどそれでは本末転倒だ。地道に学校の課題をこなしたり、授業外の作品を増やしてポートフォリオを充実させるしか道はなさそうだな…と改めて気持ちが引き締まった。
行動が早い人は本当に早くて、YouTubeでハウツー動画を見ながら独学でもうAdobeソフトを使っているそうだ。そしてその動画をシェアまでしてくれた。ありがたいことこの上ない。
若い年齢層が活躍する業界。その若年層との日常会話に四苦八苦してる私が、その吸収力やセンス、ひらめきに匹敵するものを持てるようになれるのか。
訓練が決まってから漠然持っている不安を、しっかり解消するように頑張らなきゃなあ。悶々とする夜だった。