アラサー女の日記

キャリア迷走ニンゲンがそれに向き合うための日記です。

どこまで行っても習慣は10代そのもの

今日は例のプレゼンの日。

内容を詰めていたら、結局ギリギリまで準備にかかってしまった。

朝5時に起きて家を出るその寸前までパソコンとにらめっこ。

そういえば高校生の頃、試験期間になると同じ時間に起きて勉強していたなあ。

普段から予習復習をしないしわ寄せが当日にやってくる。先延ばし癖は本当に最悪な習慣だと思う。今月末にさっそく試験があるので、ちまちま復習しておこう。

 

発表はと言うと、直前で持ち時間の変更やレジュメなしを言い渡され、いざ本番となったら一番伝えたいことがごっそり抜け落ちて、あまり説得力のないプレゼンで終わった。

それから他の学生の発表を見ながら、そもそもニッチなテーマを取り扱う難しさとか、聞き手の興味を引く呼びかけや話し方、スライド自体の工夫などかなり勉強になって、自分の甘さを心の片隅で反省した。

課題に取り組む時、「年齢的にできて当たり前」「18歳と肩を並べて安心してはいけない」というものが常に頭の中にあるが、全然できてないと思った。こういう時に歳だけ取ってしまった感じが強くする。

そのために訓練を受けに来たので後ろ向きな気持ちにはならないが、危機感が増した。

 

そんな今日はとっておきのイベントがあった。

クラスにオタクがいたのだ。お互い少しずつ探り合って、同じディープさのオタクということがわかった時点で放課後のお茶会は企画された。そしてそれがまさに今日。

大人になるにつれてオタクと繋がることはSNSと現場以外ではなかなか難しく、大変貴重な存在だ。

しかもジャンル違いで同じ絵描き(レベルは天と地くらいの差がある。もちろん私が地)、共感する価値観がたくさんあって、話もだいぶ盛り上がり気づけば3時間以上が経っていた。おまけに入ったカフェが居心地ばつぐんで、お茶も食べ物も大変おいしかった。「次はクラスの女子皆を誘って来たいね」と第2回開催の夢を膨らませて解散した。

 

プレゼンの結果は不本意に終わったけど、課題が一息ついたタイミングでこういうイベントがあって、気持ち的にメリハリがついて心地よかった。

志を共にする人と目標を語り合って、たたえ合って、次の課題も前向きに頑張ろうという気持ちになる。

人は社会的動物だなとしみじみ実感する。共に学ぶ仲間がいるありがたさを噛みしめた。

 

勉強にテスト、課題、放課後の寄り道。おはようで始まりまた明日で終わる日々。

30歳になって学生生活をまた満喫できるなんてかなり幸せだあ。青春も望めば何度だってやってくるものなのかな。