アラサー女の日記

キャリア迷走ニンゲンがそれに向き合うための日記です。

カフェラテにシナモンかける早めに

平日は毎日書く!ことを心掛けていたのだが、2週目にしてさっそく未達に終わった。

ので今日は先週金曜日の分も合わせて書く。

 

12日は本命のグラフィックデザインの授業だった。今期はPhotoshop習得を目指す授業構成のようで、基本的な知識から操作までを習った。Photoshopとは長い付き合いだがなんとなく使っていた面が多く、改めて習うと知らないショートカットも機能も盛りだくさんで面白かった。

授業終了後、訓練生で集まって講師の方にご挨拶した。先生は現役のデザイナーとのこと。オープンキャンパスで一度お会いしたことがあったが、ちゃんと話すのはこれが初めてだった。

デザイナーを強く志望している同期がしっかりと自己紹介していたのに見とれて、肝心の自分の自己紹介はおろそかにしてしまった。相変わらず自己アピールが下手だ。それでも先生はオープンキャンパスで会ったことを覚えてくださっていて、嬉しかった。

職業訓練生にはクラスをけん引する存在であるよう期待していると励まされた。改めて身が引き締まる気持ちだった。そう、デザイナーになりたくてこの訓練を受けたのだ。若い学生に混ぜて勉強させてもらっているからには、クラスメイトの力にもなりたい。この環境がもたらす全てが2年後の自分のプラスになると信じている。具体的な目標もある。頑張って走りぬこうと思った。

 

ので今日から色彩検定の勉強を始めた。

私がデザイナーを志望する理由の一つに、ユニバーサルデザインに関わって作っていきたいという願いがある。それは過去に勤めた大学の事務でマイノリティ支援に携わった経験が生きていて、今でも価値観の柱になっている。色彩検定に最近ユニバーサルカラー級が加わったので、在学中にその資格を取りたい。ただユニバーサルカラーだけではカバーできない範囲もあると思うので、11月の受検では3級と併願して受けるつもりだ。

検定試験って外国語専門学校で励んでいた仏検以来だ。まだ過去問も解いていないが、色の勉強というそのものが新鮮で楽しい。毎朝早めに通学して勉強時間を増やしていきたい。

 

本日の授業は動画に関するもので、座学と実際の撮影両方を行った。

私は写真を撮るのが苦手だ。カメラワークが壊滅的に悪い(それは趣味の絵でも同様だ)。学校の事前課題でも、テーマに沿った写真を撮ることに大苦戦して1週間以上かけて撮っていた。

動画となるとカメラワークの悪さが鮮明になる…ということで、80本近く短い動画を撮りまくったのだが、果たしていくつ使えるのやら。編集に着手していない今からすでに頭が痛い。

 

ところで撮影にはiPhoneを使っていて、USBでさくっとWin10のノートPCに転送するつもりだったのだが。”複数ファイルをまとめて転送“というAndroidでは簡単な操作がなぜか上手くいかず、帰宅してからも1時間以上悪戦苦闘したがだめだった。キーワードを変えて検索しまくって、ようやくやり方を見つけて試せばすんなりいった。どうやらiPhoneからWinに転送する際のフォーマット変換で手こずるようだった。やっぱりMacMacで揃えた方がいいんだな…と思わざるを得なかった。

13歳が三十路を救う

今朝訓練校に着いたら、皆傘を持っていた。どうやら今日は雨予報だったらしい。天気予報を見ないと意外に痛い目を見るし、予定外の雨は財布をいじめる。

ところでブログを書き始めて思ったが私はリアルでもバーチャルでも天気の話が多い。あなたはお天気会話が上手、なんて言われたこともあるが、私にとって天気はその日の気分を左右する結構重要なポイントだったらしい。こういうクセもあるんだなあ。

 

いよいよ今日から本格的にWEB系の授業が始まった。まずはプログラミングから。コーディングと言われる部分らしい。

過去にネットワークの勉強をいくつかした経験があるが、コードやプログラムの仕組みを理解するということが結構苦手だ。CCNAの勉強自体は楽しかったが試験勉強は苦痛だったし、試験料も高額なうえ、まず自腹を切らねばならなかったので受験自体しなかった。

とにかくなんとなく苦手意識が存在していたが、HTMLのさわりに関してはすんなり入ることができた。まさか中学生時代の黒歴史に救われるとは思いもしなかったが。

 

私が中学生の頃、パソコンとネット環境のあるオタクは大体の人がWEBサイトを持っていた。私の友人たちも例にもれず各々HPを持っていて、よくお絵かき掲示板にお互い描き残したりしたものだ。

そういう時代だったので様々なスタイルのHP素材サイトも存在した。好きな配色のCSSのコードをよくコピペさせてもらっていたっけ。なんだか一気に懐かしい気持ちになった。HPビルダーとか買ってもらったなあ。ビルダーで作ったページの無駄そうなタグを結局メモ帳で消してからアップしたりしていたっけ。

というわけで20年前の私が今日の敷居をぐっと下げてくれて、授業もよく理解することができた。無駄な経験ってないんだなあ、過去の経験っていつかどこかで必ず生きるんだなあと実感してほんの少し嬉しかった。自惚れずにこれから上がる難易度に食いついていきたいところだ。このブログもある程度知識が付いたら自分でレイアウトを変えてみたいと思う。

どこまで行っても習慣は10代そのもの

今日は例のプレゼンの日。

内容を詰めていたら、結局ギリギリまで準備にかかってしまった。

朝5時に起きて家を出るその寸前までパソコンとにらめっこ。

そういえば高校生の頃、試験期間になると同じ時間に起きて勉強していたなあ。

普段から予習復習をしないしわ寄せが当日にやってくる。先延ばし癖は本当に最悪な習慣だと思う。今月末にさっそく試験があるので、ちまちま復習しておこう。

 

発表はと言うと、直前で持ち時間の変更やレジュメなしを言い渡され、いざ本番となったら一番伝えたいことがごっそり抜け落ちて、あまり説得力のないプレゼンで終わった。

それから他の学生の発表を見ながら、そもそもニッチなテーマを取り扱う難しさとか、聞き手の興味を引く呼びかけや話し方、スライド自体の工夫などかなり勉強になって、自分の甘さを心の片隅で反省した。

課題に取り組む時、「年齢的にできて当たり前」「18歳と肩を並べて安心してはいけない」というものが常に頭の中にあるが、全然できてないと思った。こういう時に歳だけ取ってしまった感じが強くする。

そのために訓練を受けに来たので後ろ向きな気持ちにはならないが、危機感が増した。

 

そんな今日はとっておきのイベントがあった。

クラスにオタクがいたのだ。お互い少しずつ探り合って、同じディープさのオタクということがわかった時点で放課後のお茶会は企画された。そしてそれがまさに今日。

大人になるにつれてオタクと繋がることはSNSと現場以外ではなかなか難しく、大変貴重な存在だ。

しかもジャンル違いで同じ絵描き(レベルは天と地くらいの差がある。もちろん私が地)、共感する価値観がたくさんあって、話もだいぶ盛り上がり気づけば3時間以上が経っていた。おまけに入ったカフェが居心地ばつぐんで、お茶も食べ物も大変おいしかった。「次はクラスの女子皆を誘って来たいね」と第2回開催の夢を膨らませて解散した。

 

プレゼンの結果は不本意に終わったけど、課題が一息ついたタイミングでこういうイベントがあって、気持ち的にメリハリがついて心地よかった。

志を共にする人と目標を語り合って、たたえ合って、次の課題も前向きに頑張ろうという気持ちになる。

人は社会的動物だなとしみじみ実感する。共に学ぶ仲間がいるありがたさを噛みしめた。

 

勉強にテスト、課題、放課後の寄り道。おはようで始まりまた明日で終わる日々。

30歳になって学生生活をまた満喫できるなんてかなり幸せだあ。青春も望めば何度だってやってくるものなのかな。

たのしい気持ち

先週土曜日は心療内科へ二週間ぶりの通院日だった。

問診では、その間の出来事と感情の移ろいをを先生にお話する。するといつも「よく頑張っていますね」「楽に生きましょうね」「無難に過ごしましょうね」と優しい声色で励ましてくれる。

ただ話を聞いてくれて、気持ちを汲んでくれる。通う度に心の枷が少しずつ取れている気がした。初診まで結構な時間が掛ったが、こういう場を設けておいてよかったと思う。

今回の問診の中で先生から「特によかったのはですね、デザインが楽しいということですね。職業訓練はそういう人に来てほしい場ですから。よいことですね。よかったですね」と言われた。

ネタも引き出しもまだまだ少ないが、デザインを考えることは楽しい。

今までは事務職という枠の中で、レイアウトに掛ける時間は個人のこだわりに過ぎなかった。それが今はデザインという大義名分を得て「こだわっていいんだ!」という肯定と使命に変わった。なんだかそれがすごく嬉しかったのだ。

そして今日の訓練はうんと楽しかった。

 

今日は実在する企業をモデルにWebサイトのデザインを考える授業だった。

盛り込む内容や画像は決まっていて、それをどう配置するかというものだ。

制限時間は1時間弱。

入れる内容は多くはなかったが、A4サイズにきれいに収まらず四苦八苦していると終了間際先生からひと言。

「別に1枚におさめなくていいよ~」

もう30分早く言って欲しかったです…。とはいえなんとか時間内に完成させた。

十分な余白も、画像のトリミングやフォントにこだわる時間もほとんどなかったが、決められた時間の中で自分のイメージをおおむね反映できたことに、ちょっとした達成感を味わった。

課題が終わったついでにモデル企業の本物のサイトを見てみた。同じ素材を使っても全然違う。発想が違う。でもここは私の案の方が好きだな、とか。

Webデザインを学ぶ上でWebサイトの模写は大変勉強になるそうだ。簡単なバナーとかからやってみようと思った。

 

考えるのは本当に楽しい。

今日は簡単な作業で、やる内容も初歩中の初歩だったと思う。それでも何かを考えること、形にすること、それが楽しいことだということを、ずっと忘れたくないと思った。

好きの叫び方

訓練開始後はじめての金曜日。

事務員時代、毎週金曜の同僚と外でランチをするのが決まりだった。その名残か、今日の昼はコンビニ飯ではなく、学校近くのパン屋で買うと決めていた。

パン屋というより、いわゆる昔の喫茶店だった。テレビの出演経験もあるらしいその店で、ミニコッペパンとミニクロワッサンを買った。ミニミニ合わせて150円の破格だったが、そのかわいらしいサイズは私の胃にはとても心もとなく、コンビニでおにぎりを買い足した。ありがとうコンビニ愛してる。

 

今日も引き続きパワポの実習で、好きな物をプレゼンにまとめるという課題が与えられた。この課題を噂に聞いたころからテーマはすでに決めていた。私がど真ん中に好きな最愛の推しをプレゼンする。

推しに出会って5年以上経つが、生活の最優先でずっと追っている。推しのおかげで今の私があると言っても過言ではないくらい、人生を変えてくれた人だ。

だからその話をするしかないのだが、プレゼンとなると意外に難しかった。どこに提案ポイントを持ってくるかがいまいち難しい。経った年数分だけ、推しへの思いや感情や出来事があって、超複合的な「好き」になっていた。プレゼンは骨組みが大事だと教えられた。ベースを固めるために、とにかく推しの魅力をひたすら考えてメモ帳に打ち込んでいたら終了時間になっていた。人に与えられた時間を、推しの事だけ考えて終えるなんて経験、めったにできない。幸せだった。こういう仕事があるなら是が非でも就きたい。

 

帰宅して久々に友人と通話をした。他愛のない雑談も、推しの話も聞いてくれる貴重な友人だ。しかも何かを相談すると具体的かつ実用的なヒントをくれる彼女は、今回も霧を払い道筋を立ててくれた。ありがとう友人この出会いに感謝。

 

好きなものを好きって言うだけなのに。自分の中では説得力のある「好き」なのに。

人にそれをわかりやすく伝えるということは、とても難しい。その分しっかり伝わったら絶対嬉しい。

私は思いが強まる分だけから回るという悲しい習性があるので、今回は絶対上手く終えたい。情熱を上手く形にする練習だと思って、それでいて楽しみながら作りたいと思った。推しに関する時間はしあわせなものだから。

プロブレムビュッフェ

私は晴れ女を自称している。

どんなに雨予報でも当日必ず晴れるか、部分的に晴れたりするのだ。遊びに行く日限定で。

今日は平日で曇り。晴れ女パワー通用せず。がっくり。

 

午後にパワーポイントの授業があった。ワードとエクセルは指先が覚えるほど使ったが、パワポは実務経験がなかった。今後一番使うであろうオフィスソフトなので、ここでもう一度学べるのはありがたかった。

いくつかの課題のうち、タピオカドリンクを図形で描くという作業が与えられた。図形ツールが楽しくて没頭していたら、あっという間に終了時間になり、肝心の課題は半分も終わらなかった。ハマるとのめりこむオタク気質が発揮された瞬間だった。時間配分考えなきゃなあ。

 

昼休憩に、私がいつもお昼を共にしているグループと、他グループが交流することになった。

まだ皆手探り状態で、しかもこのご時世なので十分なスペースもなかったが、今まで話せずにいた学生と少しでも話せてよかった。おまけにカードマジックまで見せてもらったし、その様子をちゃっかり動画に撮っている学生もいた。その学生は動画編集を熱心に勉強していて、独学でいくつかの動画作品を創っている。行動のフットワークが軽くて心底尊敬する。

 

著作権の授業で、アイデアが頭にあるだけではだめで、創作物として世に出て初めて著作権が発生すると学んだのだが、その話を聞きながら、思ってばかりでアウトプットを全く出さない自分のことが浮かんだ。いつも行動や完成目標のハードルが高いのだ。Vlogをやりたいと言いながら、些細な日常をさっと撮るフットワークがない。課題をやりながら、上手にできたことよりも、できなかったことに目が向いて、自分自身に課すクリア未定のタスクばかりが増えていく。もっと身軽になりたいなあと思った。

不器用に歳を重ねながら、余計なものがあらゆるところにこびりついて、心も体もぎこちなくなっている気がする。

 

私が若い方との接し方云々に頭を抱えている間も、先ほどの動画を撮っていた学生は、あくまで一緒に勉学に励む仲間として接してくれて、技術のハウツーや創った作品を積極的にシェアしてくれる。小手先ばかり悩んでいる自分が恥ずかしくなるくらい、その学生の方が大人だと思った。

 

志を共にする人と勉強する。叶えたい目標がある。その熱を共有してくれる人がいる。この上なくありがたい環境だ。だからつまらない見栄や羞恥は捨てて、やるべきことをやろう。年齢を理由に、人に変な遠慮をするのをやめよう。熱意には全力で応えよう。

晴れ女パワーで私のネガティブにも陽をさしてやるのだ。だから梅雨にも負けないぞー!

ネガティブゲイト

なんと今朝はアラームと共に起床した。普段スヌーズと共にある私にとって、年に数回あるかないかのミラクルな始まりだった。

 

今日はあらゆる組織で行われるワードとエクセルの講義だった。

事務職とオフィス系ソフトはお友達。できて当たり前だった。ついこの間までそれらをフル活用してお金を貰っていたのだから。

ただ一つ、今まで以上にレイアウトにこだわるという視点が加わった。デザイン的にアウトなことはしない。フォントの超基本的な考え方を知って、会社にいた頃は多用していたMSゴシックとMS明朝に永遠の別れを告げた。もう印刷物には使わない。ごめんね。

 

とか調子のいい事を並べながら、私がオフィスソフトをまともに使えるようになったのは2年前の話だ。10年前は今の2割ほども使えていなかった。現代のクラスメイトも同様で、課題提出に少し苦戦している子がいて、どうしても気になってサポートに入った。

操作を教えながら1時間かからない程度で完成して提出にこぎ着けた。少しは力になれたようで嬉しかった半面、改めて教える難しさを痛感した。

はじめにその子の進捗状況を確認し忘れた。しかも私のクセで教えてしまったので、先生の話す通りには教えてあげられなかった。

というかそもそも教室内にまだ先生がいらしたので、本当は先生に直接教わった方がよかったのではないか。授業ガイダンスで自主性を求めるようなニュアンスの内容が書かれていたので、その機会をつぶしてしまったのではないか…。

根っからのネガティブなので帰宅して上記のように反省した。人育てるの向いてないな~とつくづく思う。弟にその話をすると「結果が同じならいいんじゃない?」とのこと。その過程(やり方)を教えるものが授業なのではないか。うーん。

 

また、今日は休憩時間に上級生と話す機会があったので、インターンについて聞いてみた。今は1dayインターンが主流のようで、四大と違って時間が限られてる専門学生はまあそうなるよな…と合点がいった。

30オーバーで未経験のハードルを少しでも下げたくて、無償&長期のインターンを考えていたけれど甘かった。インターン先で発揮できるようなスキルがそもそもない。電話番なら得意だけどそれでは本末転倒だ。地道に学校の課題をこなしたり、授業外の作品を増やしてポートフォリオを充実させるしか道はなさそうだな…と改めて気持ちが引き締まった。

 

行動が早い人は本当に早くて、YouTubeでハウツー動画を見ながら独学でもうAdobeソフトを使っているそうだ。そしてその動画をシェアまでしてくれた。ありがたいことこの上ない。

若い年齢層が活躍する業界。その若年層との日常会話に四苦八苦してる私が、その吸収力やセンス、ひらめきに匹敵するものを持てるようになれるのか。

訓練が決まってから漠然持っている不安を、しっかり解消するように頑張らなきゃなあ。悶々とする夜だった。